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北陸工業新聞社
2015/06/24

【石川】来月3日まで申請書受付/能美広域組合/美化C焼却施設基幹改良/予定価格は21億3720万円

 能美広域事務組合は22日、坪野町地内「能美美化センターごみ焼却施設基幹改良工事」を事後審査型制限付き一般競争入札で公告した。申請書の受付は7月3日まで。同月7日に開札する。
 参加資格は▽能美広域事務組合一般(競争)入札参加資格審査申請書を提出し、経営事項審査結果における清掃施設工事の総合評定値700点以上▽10〜14年度において循環型社会形成推進交付金を受けた事業で、地方公共団体が発注するごみ焼却施設の基幹的設備改良工事を完成した実績を有する―など。予定価格は21億3720万円。
 能美美化センターごみ焼却施設の延命化と処理量増を図るとともに、経年劣化による設備を改修する。工事は1号炉と2号炉に分けて行われる。
 概要は、ごみ焼却施設の基幹的設備改良工事、焼却施設75トン/日、全連続式ストーカ炉。詳細は▽受入設備(ごみクレーンの更新=半自動運転から全自動運転に更新)▽燃焼設備(乾燥ストーカの更新=空冷式から水冷式へ更新)▽排ガス冷却設備(ガス冷却室の更新=噴霧ノズル数および耐火物を変更して更新)▽通風設備(空気予熱器の更新=熱交換器を多管式からプレート式へ更新)▽排ガス処理設備(集じん装置の更新=ろ布を触媒ろ布へ更新)▽計装設備(中央監視盤の更新=手動による中央監視制御からパソコンで自動遠隔監視システムへ更新)▽雑設備(空気圧縮機の統合=各設備に6基分散装置から3基へ統合設置)▽建築本体(ごみ処理棟屋根排気用送風機の更新=排気用送風機を自然換気モニタへ更新)―。工期は19年3月15日まで。
 仕様書の作成および生活環境影響調査は、日本海コンサルタントが担当している。