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日刊建設タイムズ社
2015/06/24

【千葉】事業費3・5%増の55億円/県環境生活部主要施策/循環型社会の構築など推進

県環境生活部環境政策課は2015年度主要施策概要をまとめた。同部の本年度予算額は84億7948万円(うち事業費55億7373万円)で対前年度比1・5%増(事業費3・5%増)となった。同部の予算額は県予算の0・5%を占める。主要施策では、国のエネルギー政策や温暖化対策の動向を踏まえて「千葉県地球温暖化防止計画」の見直しを行うほか、16〜20年度を計画期間とする「第9次廃棄物処理計画」を策定するなど、地球温暖化対策、循環型社会の構築を推進し、再生可能エネルギーの活用推進などに取り組む。
  同部の各課別予算額は、@環境政策課26億8621万円(うち事業費9957万円)A大気保全課4億5264万円(同4億1138万円)B水質保全課9億5585万円(同9億4802万円)C自然保護課5億5010万円(同5億3255万円)D循環型社会推進課16億9553万円(同16億9208万円)E廃棄物指導課4億2799万円(同3億4567万円)F生活安全課7億5366万円(同5億9671万円)G県民生活・文化課9億5746万円(同9億4772万円)。
  各課の重点事項は次の通り。
  【環境政策課】
  ▽環境基本計画の推進▽千葉県公害審査会の運営=294万円▽環境影響評価事業=379万円▽三番瀬再生計画(第3次事業計画)に基づく再生事業の推進=153万1000円
  【大気保全課】
  ▽大気環境の常時監視=1億5131万円▽大気汚染発生源対策=3068万円▽微小粒子物質(PM2・5)等対策事業=1987万円▽航空機騒音対策=4662万円▽自動車交通公害防止の総合施策の推進=6790万円
  【水質保全課】
  ▽公共用水域及び地下水の水質監視事業=1億913万円▽特定事業場等排水監視事業=2351万円▽生活排水対策浄化槽推進事業=3億円▽湖沼水質保全計画策定事業=1034万円▽地下水汚染防止対策事業=1578万円▽公共用水域の放射性物質モニタリング調査事業=567万円▽海水中の放射性物質モニタリング調査事業=240万円
  【自然保護課】
  ▽野生鳥獣の適切な管理=1億3341万円▽特定外来生物対策の推進=4292万円▽生物多様性保全施策の推進=1558万円▽自然公園施設の再整備=4526万円
  【循環型社会推進課】
  ▽指定廃棄物対策事業=1億2156万円▽地球温暖化防止推進事業=526万円▽住宅用省エネルギー設備等導入促進事業=5億2000万円▽再生可能エネルギー等導入推進基金事業=9億7344万円▽3R推進事業=215万円▽バイオマス活用推進事業=490万円。
  【廃棄物指導課】
  ▽産業廃棄物処理業者の許可・指導=3937万円▽産業廃棄物適正処理箇所支障除去事業=1億153万円▽産業廃棄物不法投棄防止対策事業=1億28万円▽残土条例による残土の適正処理の推進=104万円▽ヤード対策事業=577万円
  【生活安全課】
  ▽交通安全県民運動=1357万円▽自転車交通安全教育事業=341万円▽コンビニ防犯ボックス設置等事業=3850万円▽市町村防犯対策設備設置補助事業=4600万円▽振り込め詐欺被害防止のための広報・啓発事業=1500万円▽千葉県消費生活基本計画の推進▽消費者行政活性化基金事業=2億5999万円▽消費者教育、啓発の推進=527万円▽事業者指導の推進=482万円
  【県民生活・文化課】
  ▽千葉・県民芸術祭=405万円▽ボランティア活動支援体制整備事業=681万円▽「県民の日」事業=6000万円▽青少年ネット被害防止対策事業(ネットパトロール)=554万円k_times_comをフォローしましょう
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