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建通新聞社(中部)
2015/06/25

【愛知】東海市 123bの人道橋を新設

 東海市は、「平洲と大仏を訪ねる花の道」整備事業で、加家公園と聚楽園公園を結ぶ橋長123bの人道橋の新設を計画しており、7月以降に橋梁の詳細設計を発注する予定だ。
 同事業は1991年度に、大池公園から北にウェーブブリッジやメルヘンブリッジを渡り、大窪公園、加家公園、聚楽園公園の4公園を、郷土の偉人「細井平洲」ゆかりの地を訪ねながら聚楽園の大仏までを結ぶ散策路を整備する構想として立案され、以後順次整備を進めてきた。散策路の延長は約3・2`。
 今回の人道橋新設計画は、加家公園と聚楽園公園の間は直接往来できず、県道249号長草東海線を横断しなくてはならないことから、散策する歩行者の安全を確保するため、県道をまたいで両公園を直接結ぶ人道橋を架設する。
 人道橋の計画規模は、橋長123b、幅員2・5b。工事は2016年度に発注し、16〜17年度の2カ年で整備する予定。下部工と上部工を分割して発注することも考えている。第6次東海市総合計画の中では、16年度に4610万円、17年度に2億6360万円の事業費を計上している。架設場所は荒尾町木下シはじめ2地内(聚楽園公園内しあわせ村南)で、県道長草東海線沿いのアピタと愛知製鋼の間。
 4公園の概要は、聚楽園公園18・6f、加家公園8・2f、大窪公園1・9f、大池公園24・8f。
 また、聚楽園公園内の整備も計画しており、実施設計を7月以降に発注する。
 設計対象の面積は0・41f。遊具は設置せず広場的要素として整備する。工事は16年度以降に実施する予定だ。
 市は、将来的には名鉄太田川駅と聚楽園駅を結ぶ、観光ルートとなる散策路として整備することも検討している。