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北陸工業新聞社
2015/06/25

【石川】4者で構成、来月13日から受付/金沢市/次期廃棄物埋立場埋立地整備/予定価格は42億2870万円/8月4日に開札

 金沢市は24日、戸室新保、中山町地内「次期廃棄物埋立場埋立地整備工事」を制約付き一般競争入札で公告した。入札参加資格は4者で構成する特定建設工事共同企業体(特定JV)とし、競争参加申請書は7月13日から15日正午までの期間、同市電子入札システムで受け付ける。また、特定JV協定書(副本)などは受付期間中、総務局監理課に直接持参する。開札は8月4日に行われる。
 同工事については、総合評価方式(技術提案型)の対象案件で、予定価格は42億2870万円に設定された。
 共同企業体構成員の共通要件は、15年度の同市建設工事競争入札参加資格において、土木一式工事の等級が「A」等級に格付けされていることなど。代表者は▽土木一式工事の総合評点に、主観点数を加算した数値が1500点以上▽営業所の所在地が金沢市内▽2000(平成12)年4月1日以後に、埋立容量50万立方メートル以上の管理型最終処分場建設工事(官民問わず、陸上埋立処分場に限る)を元請として施工し、引き渡した実績を有する―など。代表者を除く、その他構成員(1)は▽営業所の所在地が金沢市内▽同数値が1200点以上で、かつ土木一式工事の年間平均完成工事高が7億9000万円以上―、その他構成員(2)は▽主たる営業所の所在地が金沢市内▽同数値が1000点以上、かつ年間平均完成工事高が7億9000万円以上―、その他構成員(3)は▽主たる営業所の所在地が金沢市内▽同数値が880点以上、かつ年間平均完成工事高が7億9000万円以上―。JV編成は代表者1者と、その他構成員(1)〜(3)の3者による計4者で結成する。
 工事概要は、次期廃棄物埋立場埋立地整備にかかる造成工17ヘクタールで、切土工109万2900立方メートル、盛土工49万立方メートル、法面保護工3万610平方メートル、遮水工6万6740平方メートル。工期は19(平成31)年3月15日まで。
 基本・実施設計業務は日本工営・日本海コンサルタントJVが担当。
 なお、次期廃棄物埋立場埋立地整備工事は、市議会9月定例月議会での請負承認を経て着工。開設は20(平成32)年4月が見込まれ、受入廃棄物は一般廃棄物(不燃物)や燃え殻、汚泥とし、ごみと覆土によるサンドイッチ方式で埋め立てる。