トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設新聞社
2015/06/25

【東北・宮城】東北最大級「仙台うみの杜水族館」開業へ

 7月1日のオープンに向けて整備が進む「仙台うみの杜水族館」の報道内覧会が23日に初めて開かれた。三陸の海を再現した水量990dの巨大な水槽や約1000人収容のスタジアムなど、東北最大級の施設を備え、復興のシンボルとして期待が掛かる。また、津波避難ビルの機能も備え、防災や地域活性化の拠点といった役割も検討されている。当日は開業後に行うショーなども実演し、本番さながらの演出を披露した。
 仙台うみの杜水族館は、2013年12月に工事着工。仙台市宮城野区中野4丁目6番地の6100平方メートルの敷地にS造(一部RC造)2階建て、延べ9900平方メートルの規模で建設した。水槽数は約100基で、総水量は約3000d。設計は大建設計、施工は大成建設・橋本店JVが担当した。
 外観は白を基調とした清潔感のある外壁でスタイリッシュさを追求し、内装は木目調をふんだんに使用することで温かみを与える印象に仕上げた。建物は水平方向に長く、アップダウンを極力なくしたバリアフリー構造となっている。

 提供:建設新聞社