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日本工業経済新聞社(群馬)
2015/06/26

【群馬】県建産連の第30期通常総会が盛大に挙行


群馬県建設産業団体連合会(青柳剛会長)の2015年度通常総会(第30期)が25日、前橋市内の群馬建設会館で開催された。
議事に先立ち、あいさつに立った青柳会長(群馬県建設業協会長)は「先月19日に国土交通省で建設産業活性化会議が開かれ、これから取り組むべき課題がいくつか発表された。その中でも省力化、効率化、高度化といった現場の生産性を向上させる取り組みと一体となった、担い手の確保・育成対策の推進が重点的に述べられている。これを受け、業界では、さまざまな角度から人材の確保と育成に努めなければならない状況となっている」と述べ、続けて「業界に対し、風向きが変わりだしたと感じられるようになって3年目となるが、これからは、この変わりだした風の流れを確実なものにできるかが問われている。そのためにも、建産連に所属の各団体が丁寧に『ものづくり産業の役割』を発信し続けなければならない。本年度もしっかりと横の連携を図りながら、活動していきたい」と意気込んだ。
来賓として臨席した、県建設企画課の岩下勝則課長は「皆さんの不断の努力によって、県内の建設産業界が大きく発展してきた。今後ますますの発展を祈念する」と祝意を寄せた。
その後、議事へと移り、昨年度の事業報告や本年度の事業計画案などが審議され、いずれの議案も満場一致で承認された。
本年度も引き続き、多能工の育成や時宜に適った講演会の開催、広報活動の実施のほか、行政機関などへの要望・陳情活動のさらなる推進に努めていく。