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建通新聞社(中部)
2015/06/29

【愛知】尾張農林一宮支所 領内川右岸北部地区整備

 愛知県尾張農林水産事務所一宮支所は、農村地域防災減災事業で領内右岸北部地区での排水機場整備を計画しており、2015年度は用地買収を行う。
 稲沢市と愛西市にまたがる同地区では、既設排水機場の老朽化や流出量の増加で湛水防除被害が発生する可能性があるため、5カ所の排水機場を廃止し、4カ所新設する。合わせて、樋門と開治排水路を更新する。
 排水機場の対象は牧川第1工区の牧川第1排水機場、牧川第2工区の第2排水機場、八開工区の八開排水機場と東川排水機場、開治工区の開治排水機場。八開工区の2カ所の排水機場は1カ所に統合する。なお、牧川第1工区と第2工区は同事務所で担当し、八開工区と開治工区は海部農林水産事務所が担当する。
 同事務所が担当する牧川第1排水機場の新設規模は横軸斜流の径800_が1台。樋門が鉄筋コンクリート造(RC造)で幅と高さが1・9b。廃止する規模は、排水機場が横軸斜流の径900_を1台、樋門はRC造で幅と高さが1・9b。
 牧川第2排水機場は横軸斜流の径1000_が1台。樋門はRC造で幅が3b、高さが1・5b。廃止する規模は、排水機場が横軸斜流の径1100_を1台、樋門はRC造で幅が2b、高さが1・5b。
 事業スケジュールとしては、第2排水機場から整備を進め、その後、第1排水機場に取り掛かる。

提供:建通新聞社