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建通新聞社(中部)
2015/06/30

【愛知】碧南市が岡崎碧南線の電線共同溝整備に着手 安全で快適な歩行空間を2カ年で整備

 【碧南】碧南市は、2015年度から2カ年をかけて、主要地方道岡崎碧南線の歩道部で電線共同溝整備を計画している。15年度の工事は、9月ごろに一般競争入札の土木一式工事で発注する見通し。
 計画では、15年度に道路東側を、16年度に道路西側を整備して、17年度に電柱の抜柱や個人宅への電線引き込みなどを行い完成させる。整備の対象は、港橋北交差点から藤井達吉現代美術館前までの延長180b。既存幅員は場所によりさまざまで、主に歩道部を拡幅や減幅しながら、車道幅員7・5b、歩道幅員2・5〜3・5b程度に改良するとともに、電線共同溝を敷設する。
 15年度は関係する電線類が敷設されているため、電線共同溝の敷設はNTTに委託する。同市が発注する工事は、歩道部のL型側溝やPU型側溝、防護柵設置、仕上げの透水性平板舗装(インターロッキング舗装)のほか、第3四半期に13基の防犯灯設置を一般競争入札の電気工事で発注する。
 同線の電線共同溝整備は、愛知県が担当する工区もあり、同時期に工事発注する見通し。県が担当するのは、藤井達吉現代美術館前から碧南駅西交差点手前までの約160b。県が施工する工区は、拡幅整備が伴うもので全幅員18bとなっている。
 同事業は、2000年3月に国が指定する「歩いて暮らせる街づくり」のモデル地区の選定を受け、02年3月に「大浜地区歩いて暮らせる街づくり」基本計画を策定。安全で快適な通行空間の確保、景観の向上、都市災害の防止などを目的に電線類地中化を実施する。

提供:建通新聞社" target="_blank">