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日刊建設工業新聞
2015/07/01

【鳥取】2015年度砂防・治山は56億円/県土整備部が6月補正予算成立で集計 6月補正18億円を配分

 県土整備部は「6月補正」の砂防・治山関係事業費(一般公共・単県公共)18億円を各事務所に配分し、2015年度の全体予算56億円(配分ベース)を固めた。事業費は前年度同期に比べ4・5%増。
 内訳は一般公共砂防が28億1900万円、一般公共治山が7億8000万円、単県砂防が18億6100万円、単県治山が1億3300万円。
 同部治山砂防課の説明では、公共砂防は前年同期並みを確保しており、単県砂防が急傾斜地対策と新規事業化調整費を上積みして18%増。公共治山は14%減、単県治山は7%増だった。
 6月補正の主なカ所は、砂防事業の法ノ谷川(八頭町日下部)が補正後の予算1億円、勘部川(伯耆町三部)は同5950万円として堰堤改良を促進するほか、白石右谷川(湯梨浜町白石)は8200万円を投入して堰堤を完成させる。
 単県砂防では、新規事業化調査費の山ノ谷川(鳥取市用瀬町)、高宮谷川(八頭町)、西大杉谷川(琴浦町)など6カ所に5200万円。急傾斜地対策は有富地区(鳥取市)、三浦地区(八頭町)、石井地区(米子市)など19地区に3億7000万円を手当てし、測量設計を進める。また、単県治山では新規事業化調整費として八坂地区(鳥取市)、岩屋堂地区(若桜町)、三谷地区(日野町)など6地区に2890万円を予算化し、事前調査に入る。
 各事務所の補正後事業費は次の通り。
※鳥取県土=16億0400万円
▽公共砂防6億4200万円(36カ所)▽公共治山2億1300万円(10カ所)▽単県砂防7億3300万円▽単県治山1390万円。
※八頭県土=11億2200万円
▽公共砂防6億6000万円(29カ所)▽公共治山1億0300万円(4カ所)▽単県砂防3億3000万円▽単県治山2820万円。
※中部県土=9億2700万円
▽公共砂防5億5100万円(17カ所)▽基礎調査186万円▽公共治山1億2000万円(5カ所)▽単県砂防2億0400万円▽単県治山5010万円。
※米子県土=8億0800万円
▽公共砂防4億1100万円(27カ所)▽基礎調査147万円▽公共治山8700万円(2カ所)▽単県砂防3億0400万円▽単県治山300万円。
※日野県土=9億3800万円
▽公共砂防4億7800万円(14カ所)▽基礎調査327万円▽公共治山2億5600万円(6カ所)▽単県砂防1億8800万円▽単県治山1200万円。
※本庁=2億1000万円
▽公共砂防7500万円▽情報基盤1000万円▽単県砂防9900万円▽単県治山2600万円。