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日本工業経済新聞社(山梨)
2015/07/03

【山梨】期成同盟会通常総会 新トンネル整備を要望

 甲府笛吹富士河口湖富士吉田線促進期成同盟会(会長=堀内茂富士吉田市長)は2日、ふじさんミュージアムで通常総会を開催。甲府圏域と富士北麓圏域を結ぶ新たなトンネル整備の検討、国道138号新屋拡幅の早期完成などを要望する決議をまとめた。
 決議では、公共事業を取り巻く環境は厳しく、県も厳しい財政事業を踏まえ、2004年度以降は公共事業費が削減されているが、山梨県は自動車交通に対する依存度が極めて高いため、道路整備を願う声は大きいとし、今後も道路整備が着実にまた確実に進展するよう、要望活動をしていく。
 総会には構成市町村の首長と議長を始め、細川淳県峡東建設事務所長や丸山裕司県富士東部建設吉田支所長が出席。
 本年度の事業計画では、▽道路建設事業の促進に関する方策の調査研究▽同促進に関する陳情、請願および世論の喚起▽関係団体との連絡協調および情報交換▽その他本会の目的達成のために必要事業−を展開することを確認。
 また歳出予算は総額1億400万円で、そのうち県道整促進協負担金と予備費が大半を占めた。
 主な要望事項は次のとおり。
 ◆県道富士吉田西桂線の早期完成
 ◆国道138号新屋拡幅の早期完成
 ◆県道鳴沢富士河口湖線の早期完成
 ◆国道138ごう(新屋拡幅以東)の拡幅整備
 ◆河口湖精進線バイパスの建設促進
 ◆河口湖北岸道路(県道河口湖精進線)の拡幅整備
 ◆笛吹市(旧芦川村)から精進湖線(国道358号)までの路線整備
 ◆笛吹市から新鳥坂トンネル(県道笛吹市川三郷線)までの路線整備
 ◆県道山中湖忍野富士吉田線の延伸の建設促進
 ◆(仮称)富士吉田北スマートICの早期供用開始とアクセス道整備
 ◆(仮称)富士吉田南スマートICの設置支援
 ◆県道鳴沢富士河口湖線から県道青木ヶ原船津線までの路線整備
 ◆若彦トンネルから国道139号へ接続するための路線整備
 ◆リニア中央新幹線の事業化に伴う甲府圏域と富士北麓圏域を結ぶ新たなトンネル整備の検討