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建設経済新聞社
2015/07/09

【京都】精華拡幅の事業継続「妥当」 27年度は乾谷地区で改良工

 近畿地方整備局はこのほど、27年度第1回事業評価監視委員会を開催。6事業を審議した。このうち京都関係では一般国道163号精華拡幅の再評価で事業継続とする方針を妥当とした。
 一般国道163号精華拡幅は、地域高規格道路「学研都市連絡道路」約20qの一部を構成し、地域の交通混雑の緩和や交通安全を確保するとともに、関西文化学術研究都市へのアクセス向上、沿線地域の活性化を支援するもので、精華町柘榴から木津川市相楽に至る延長約4・6q(4車線、標準幅員25・0m)の道路。全体事業費は224億円。
 2年度に事業着手し、12年度から用地に着手した。事業進捗率は約12%(事業費ベース/27年3月末時点)。用地取得率は約54%(面積ベース/27年3月末時点)。
 事業進捗見込みによると、27年度は優先区間(A区間)の用地買収を推進し、乾谷地区で改良工事に着手する。
 今後、優先区間(A区間)の調査設計、用地買収、工事を推進する。
 近畿地方整備局京都国道事務所は26年度事業で、精華拡幅事業山田地区道路詳細設計業務(精華町)について、セントラルコンサルタント大阪支社(大阪市北区)と契約し進めた。業務概要は国道163号精華拡幅事業のうち、山田地区において乾谷高架橋から京奈和自動車道交差点間における橋梁以外の道路詳細設計(A)(L1・77q)を行う業務。
 精華拡幅事業柘榴地区道路詳細設計他業務(精華町柘榴地先他)について、中央コンサルタンツ大阪支店(大阪市中央区)と契約し進めた。業務概要は柘榴地区の道路詳細設計(A)(L0・86q)及び、新両国橋・山田川橋の詳細設計に必要な地質データを得るための地質調査。さらに精華拡幅事業・木津東バイパス事業における関係機関及び地元協議に必要な協議資料・図面作成を行う業務。
 精華拡幅事業乾谷地区歩道橋詳細設計他業務(精華町乾谷地先)について、パシフィックコンサルタンツ大阪本社(大阪市中央区)と契約し進めた。業務概要は横断歩道橋詳細設計(1橋L79・5m)。
 精華拡幅事業山田川橋詳細設計業務(精華町山田地先)について、パシフィックコンサルタンツ大阪本社(大阪市中央区)と契約し進めた。業務概要は橋梁詳細設計(鋼橋上部工)、橋梁詳細設計(下部工)、橋梁詳細設計(橋台基礎)。国道163号精華拡幅事業における山田川橋(L70m)の詳細設計を行う業務。