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日刊建設タイムズ社
2015/07/08

【千葉】文化科学研究所を特定/再構築に向け基礎調査を/千葉市の文化施設

千葉市は7日、文化施設の再構築に関する基礎調査業務委託の公募型プロポーザル選定結果を公表した。提案があった2者から、優先交渉権者に特定されたのは文化科学研究所(東京都港区虎ノ門3−4−7)。将来的な施設の集約化の可能性も含めて、これからの文化施設に求められる役割などを整理し、文化施設の再構築に関する基本的な考え方を提示するもので、現在の市民会館に代わる新文化施設の検討も行う。履行期限は2016年3月31日。今後、提案価格(567万円、消費税を含む)に基づき契約手続きを進める。
  再構築検討対象施設は、市民会館、文化センター、文化交流プラザ(愛称・京葉銀行文化プラザ)、若葉文化ホール、美浜文化ホールで、類似する生涯学習センターや各区のコミュニティセンター、市民プラザ、その他の施設の利用状況も考慮しながら、本年度内に基本的な考え方をまとめる。
  具体的な業務内容は、@同市を取り巻く社会経済情勢等の現状に関する整理A同市における文化芸術鑑賞・活動の現状と課題に関する調査B同市における文化施設の利用状況及び管理運営状況に関する調査C文化芸術活動の全国的な傾向及び先進都市の施設整備事例に関する調査D同市における文化施設再構築に関する基本的な考え方の整理など。
  このうち、同市における文化施設再構築に関する基本的な考え方の整理では、中央区のJR千葉駅周辺地域に集中して立地している文化施設の集約化パターンの分析、地区ホール未整備行政区(稲毛区、花見川区、緑区)でのホール需要分析、市民会館に代わる新文化施設に求められる役割等について考え方を整理し、文化施設の再構築に関する基本的な考え方をまとめる。
  想定される作業の内容としては、JR千葉駅周辺地域に集中立地している文化施設を集約化することが可能かどうかをパターン分析し、市民利用促進への貢献度、中長期的な施設設置コスト及び管理運営コストなどの観点から各パターンのメリット・デメリットを整理し、集約パターンごとの評価を行う。
  地区ホール未整備行政区に関しては、文化団体へのアンケート等を踏まえて文化芸術活動の場を再度整理し、既存文化ホールやコミュニティセンターの多目的室等で需要がどの程度吸収されているのか、新規地区ホールを整備する場合にはどの程度の建設費用・管理費用が必要となり、どの程度の需要(利用率)を見込むことが可能か等を整理。
  また、すでに地区ホール等が整備されている行政区(中央区、美浜区、若葉区)でのホール需要に対して、未整備行政区ではどの程度のホール需要を見込むことができるかの比較検討も併せて行う。
  こうした検討を踏まえて、これからの文化施設(市民会館に代わる文化施設等)に求められる役割を整理。「鑑賞を支える、活動を支える(練習・発表の場)、人材を育てる、都市の魅力を育てる」などの視点から、文化施設の再構築に関する市の基本的な考え方をまとめる。
  主な対象施設の概要は、市内最大級の文化施設である市民会館(中央区要町1−1、敷地面積4515u、1973年4月供用開始)が延べ5992・54u、大ホール1001席、小ホール316席。
  千葉中央公園・千葉パルコに隣接する千葉中央ツインビル2号館内にある文化センター(中央区中央2−5−1、敷地面積2723u、89年4月供用開始)が延べ1万174・24u(専用部分6088・37u、共用部分4085・87u)、プロセニアム形式の多目的ホール497席。
  2000年2月に、ぱるるプラザ千葉として供用を開始し、その後市の施設となった文化交流プラザ(愛称・京葉銀行文化プラザ、中央区富士見1−3−2、敷地面積2793・32u)が延べ2万1680・76u、シューボックス形式の音楽ホール719席(1階400席、2階319席)。
  若葉区の文化活動拠点で、千城台コミュニティセンター等との複合施設である葉文化ホール(若葉区千城台西2−1−1、敷地面積7497u、91年5月供用開始)が延べ2009・49u(文化ホール部分)、プロセニアム形式の多目的ホール517席。
  美浜区の文化活動拠点で、美浜保健福祉センターとの複合施設である美浜文化ホール美浜区真砂5−15−2、敷地面積8610・55u、07年7月供用開始)が延べ3999・97u(文化ホール部分、専用部分2775・65u、共用部分1224・32u)、プロセニアム形式の多目的ホール354席及び、シューボックス形式の音楽ホール152席。k_times_comをフォローしましょう
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