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鹿児島建設新聞
2015/07/15

【鹿児島】薩摩川内市借上型市営住宅 民間資金活用で建設

  鹿児島県薩摩川内市は、川北地区借上型市営住宅整備事業を計画。RC造の2DK(高齢世帯向け)と3DK(一般世帯向け)を20戸以上45戸以内を民間資金等の活用によって整備する。10月に申請を受け付け、年度内には事業者を決める。 
 事業は、川北地区(大小路町、大王町、花木町、若葉町のすべて、および国分寺町、宮内町の一部)に、市営住宅を民間事業者に建設してもらい、それを市が20年間一括して借り上げ、運営するもの。前例として2012年10月に供用した横馬場市営住宅がある。 
 主な募集要件は、敷地は川内川北部大小路地区にある住宅建設に適した規模や形状を有した敷地。構造はRC造で、住戸専用面積は2DKが45u以上、3DKが55u以上。戸数は2DK(高齢世帯向け)と3DK(一般世帯向け)の割合は1:2程度で、敷地は1敷地を原則とし、戸数総数は20戸以上45戸以内としている。 
 また、店舗や福祉施設等との併用も可とするが、借上住戸の住環境に配慮したり、事業計画に沿ったものに限る。 
 借上期間は、賃貸借用契約の締結から20年間。借上料等は1戸あたり2DKは月額6万6000円以内、3DKは月額7万6000円以内。 
 整備にあたっては、予算の範囲内で住宅共用部分整備費(廊下、階段、エレベーター等)と共同施設整備費(通路、広場、緑地、駐車施設等)の整備費の2/3を補助する。 
 申請書類の配布は16日から9月30日まで(ホームページよりダウンロード可)。申請書は10月1日から20日(午後5時まで必着)まで、郵送または持参で受け付ける。