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建通新聞社(中部)
2015/07/16

【岐阜】美濃市民わくわくふれあいセンター、基本構想をパスコに

 美濃市は、児童・老人福祉機能や図書館・公民館機能、防災拠点機能など多様な機能で構成する「市民わくわくふれあいセンター」(仮称)の建設計画の具体化に向け、基本構想策定業務をパスコ岐阜支店(岐阜市)に委託した。履行期間は2016年3月22日まで。
 同市は、保健センターや児童センター、老人福祉センター、シルバー人材センター、図書館、公民館などの既存施設と、新たに市民活動の拠点機能や防災拠点の中心的機能、観光拠点機能などを集約した市民わくわくふれあいセンターの整備を検討している。
 委託した基本構想で、施設の整備方針や施設規模・構造、事業費、運営方法などを検討する。今後、学識経験者や市民の代表者らによる基本構想検討委員会を早ければ8月に立ち上げ、委員会の意見を基本構想に反映させる方針でいる。
 また、同センター建設構想を進める上で、老朽化している既存の老人福祉センター(1973年建設)や児童センター(82年建設)、保健センター(80年建設)のほか、中央公民館・福祉会館(86年建設)の福祉会館部分について整理統合や廃止なども併せて検討する。
 市が提案している建設候補地は、03年に移転した市立美濃病院の跡地で、現在は観光ふれあい広場(常盤町2423)となっている。現時点では、延べ3000〜4000平方bの施設規模を予定している。
 同市では、16年度以降に設計着手、建設工事を17年度以降に発注し、20年度までの完成を目指している。

提供:建通新聞