トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設タイムズ社
2015/07/23

【千葉】事業費7億で盛土工など/山武東総道路2期/事業進捗率は37%

県海匝土木事務所と県道路公社は、銚子連絡道路の一部を構成する国道126号山武東総道路2期で用地取得や道路の横断工(ボックス)、盛土工などを推進する。事業は山武郡横芝光町区間約1・6qを県道路公社、匝瑳市区間約3・5qを海匝土木事務所が施行。進捗率は事業費ベースで約37%、用地取得の面積ベースでの取得率は48%で、さらなる促進が求められている。
  本年度の事業費は約7億円。内訳は、県道路公社が約3億1150万円、海匝土木事務所が約3億8850万円。県道路公社は横芝光町で、匝瑳市道との交差での横断工事(ボックス)やう回路工、盛土工事、道路改良工などを予定。県海匝土木事務所は、排水路の整備や盛土工、道路改良工などを実施するほか、昨年度からの継続で農道や市道の横断工(ボックス)などを予定する。
  山武東総道路二期は、山武郡横芝光町芝崎地先の横芝光ICから匝瑳市横須賀地先の主要地方道八日市場野栄線までの約5・0qの路線。道路幅員は9・5m(車道3・5m×2、路肩1・25m×2)。道路規格は第3種第2級で設計速度60q/h。道路構造は盛土構造。04年3月に整備区間の指定を受け、07年度に事業着手した。事業費は約44・1億円を見込む。
  同区間ではJR総武線の横断があり、09年度に詳細設計を実施している。橋梁の架設場所は山武郡横芝光町宮川地先。橋梁の規模は橋長64・6m。上部工の形式は鋼単純非合成2主軸箱桁橋。設計はいであ(東京都世田谷区駒沢3―15―1)。本年度はJRとの協議を進める。
  銚子連絡道路は、首都圏中央連絡自動車道などの高規格幹線道路を補完する地域高規格道路として計画。路線は、山武市と銚子市を連絡する概略延長約30q。このうち、圏央道の松尾横芝ICから匝瑳市の主要地方道八日市場野栄線までを山武東総道路として整備。松尾横芝ICから横芝光ICまでの1期約6・1qが06年3月に完成し、供用を開始した。
  匝瑳市から銚子市までの区間については、国道126号八木拡幅5・7qや飯岡バイパス約6q、旭市道01―031号線(供用開始済)など現道を活用した整備が進められている。
  同事業では、海匝土木事務所が今月14日の入札で、国道126号国道道路改築委託として匝瑳市の八日市場ホ外地先などで施工計画検討業務、地質調査、路線測量、基準点測量の各業務を委託。施工計画は工区割りなど今後の施工に向けた手順を検討するもので、オリエンタルコンサルタンツ(千葉事務所・千葉市中央区新田町5―1)が650万円(予定価格680万円)で落札。委託工期は12月25日。
  路線測量は朝日建設コンサルタント(旭市蛇園3245)が760万円(予定価格803万円)で落札。工期は150日間。地質調査は、その1を京葉シビルエンジニアリング(千葉市中央区弁天1―27―18)が300万円(同318万円)、その2を地下調査工業(千葉市若葉区桜木北1―3―34)が220万円(同235万円)で落札。基準点測量は富士測量(香取市津宮2272)が250万円(同268万円)で落札した。工期はいずれも90日間。k_times_comをフォローしましょう
times