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建通新聞社四国
2015/07/27

【徳島】法面崩壊1億余 台風11号 徳島県内農林水産関係被害状況

 徳島県は21日、台風11号(7月16〜17日)による県内農林水産業被害状況をまとめた。農業施設と農作物などを合わせた被害額は、まだ調査中のものもあるが、同日午後3時時点で3億3310万円となっている。
 このうち施設などの被害額は、確認されたもので1億5120万円。主なものでは、吉野川市と那賀町の林道で14カ所の法面崩壊1億0300万円、三好市・神山町・つるぎ町の農道で土羽崩壊や石積崩壊など(5カ所)1090万円、神山町・那賀町の水路で土砂流入と水路決壊(2カ所)500万円などの被害が確認されている。
 県は、農作物などの被害も含め、今後調査中の被害確認を急ぐ考え。
 施設等被害の状況(21日午後3時時点)のうち、基盤施設の被害状況は次の通り。
 ▽林道(吉野川市、那賀町)@法面崩壊14カ所(延長310b)A1億0300万円▽農道(三好市、神山町、つるぎ町)@土羽崩壊、石積崩壊など5カ所(延長52・5b)A1090万円▽水路(神山町、那賀町)@土砂流入、水路決壊2カ所(延長80b)A
500万円▽農地(畑)(三好市)@畦畔崩壊2カ所(0・05f、延長12b)A300万円▽農地(田)(三好市、那賀町)@畦畔崩壊4カ所(0・06f、延長6b)A200万円▽林地被災(海陽町)@山腹崩壊1カ所(0・3f)A100万円▽農村生活環境施設(集落排水施設)(那賀町)@操作盤浸水1カ所A調査中▽灯浮標(牟岐町)@流出1カ所A調査中

提供:建通新聞社