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建通新聞社四国
2015/07/28

【香川】香川県 台風11号被害 善通寺綾歌線(中方橋)被災、架け替えも視野に関係機関と協議

 香川県は、台風11号により甚大な被害を受けた県道善通寺綾歌線中方橋(丸亀市飯山町東小川)で洗掘を受けた上流側の橋脚などの調査を進めており、架け替えも選択肢の一つとして関係機関と協議を進めている。
 中方橋は1級河川土器川に架かる、上流側が3径間連続桁のRC造T桁橋、下流側が鈑桁橋の18径間、橋長316b。幅員8・8b(高欄含む)、車道6・5b(路肩)、片側1車線の2車線。歩道1・5b。上流側は1949年の完成、下流側は71年の完成で、今回の台風11号により上流側の橋脚の一部が河床洗掘による橋脚破損を受け、これに伴い上部もひずみなどの変状が発生している。
 現場は17日から交通不能となり、21日現在で丸亀市川西町南1125〜丸亀市飯山町東小川1237まで全面通行止め。現在は県道善通寺府中線と県道岡田善通寺線による迂回路で対応している。
 早急に健全度などの調査結果を踏まえて関係機関と協議し対応を検討する。被害額は架け替えの場合、25億円と見込んでいる。

提供:建通新聞社