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日刊岩手建設工業新聞社
2015/07/29

【岩手】北東北郵便処理施設を新築

 日本郵便(株)(東京都千代田区霞が関、高橋亨代表取締役社長)は、北上市の北上南部工業団地に新たな地域区分郵便局の設置を計画。7月24日付で、WTO対象となる「北東北郵便処理施設(仮称)新築工事」を設備を含め一括で公告した。施設は、鉄骨造3階建て延べ約2万5000平方メートル規模。申込書は8月5日17時までに持参または郵送すること。入札は10月6日を予定している。工期は17年2月24日までで、設計は三菱地所設計が担当した。
 建設場所は、同市相去町大松沢地内の同工業団地内。敷地面積は約8万2200平方メートル。施設は、鉄骨造3階建て延べ約2万4750平方メートルの郵便専用施設。
 日本郵便は、郵便物やゆうパック、ゆうメールなどの地域区分郵便局(区分作業拠点)を集約。機械処理率を高めることでネットワーク全体の生産性を大幅に向上させる「郵便・物流ネットワーク再編」を推進中。
 現在の地域区分郵便局において施設の狭あいなどで集中処理が困難なエリアについては、高速道路インターチェンジ付近に新たな地域区分郵便局を設置している。その一環として、岩手エリアを受け持つ地域区分郵便局を北上市に建設する。
 日本郵便の進出に伴い貨物自動車運送事業を手掛ける日本郵便輸送も、隣接地の同市相去町大松沢1番112に約300平方メートルの建物を整備する。敷地面積は1万6942・08平方メートル。日本郵便の施設に合わせ整備していく方向。