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建通新聞社(静岡)
2015/07/31

【静岡】小山湯船原工業団地 用地買収98・2%進捗

 静岡県企業局が地域振興整備事業として進める小山湯船原工業団地造成事業の用地買収が、面積ベースで98・2%まで進捗(しんちょく)した。7月27日に開いた企業局経営評価委員会で報告した。
 企業局は、小山湯船原工業団地について、「富士山(景観)・森(自然環境)・魅力ある用地」を柱として実施設計を進めている。このうち、富士山の眺望確保では、眺望ポイントに展望公園を整備する他、東西方向の幹線道路を富士山方向に配置。整備区域の富士山側のエリア(約12f)の電線類を地中化する計画とした。
 また、企業局の14年度下半期の入札結果を検証した。下半期は、工事が制限付き一般競争27件、総合評価12件、指名競争14件、随意契約4件、委託関係が制限付き一般競争35件、総合評価1件、指名競争35件、随意契約1件を執行した。総合評価を含めた制限付き一般競争入札は、工事全体の68・4%を占めた。
 平均応札者数は、工事の制限付きが2・4者、総合評価が2・3者、指名競争が8・3者となった。
 14年度全体の入札状況は、工事の平均落札率が制限付き一般競争(81件)で前年度を1・5ポイント下回る90・4%、総合評価(26件)で3・6ポイントアップの91・3%、指名競争(17件)で1・5ポイントアップの92・4%となった。
 この他、第3期中期経営計画の14年度進捗評価では、工業用水道事業、水道事業共に「数値目標はおおむね達成している」状況となった。

提供:建通新聞社
(2015/7/31)

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