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日本工業経済新聞社(山梨)
2015/07/31

【山梨】甲府市 動物園再整備へゾーニング案

 甲府市は先月29日、第2回遊亀公園・付属動物園整備計画策定委員会(会長:佐々木邦明山梨大学工学部教授)を開催。事務局側は、動物園が「2・0h」、公園が「0・8h」のほか、第1駐車場が「0・2h」(身障者用を含めた一般用83台、大型バス3台)、第2駐車場が「0・07h」(一般用27台)などゾーニング案を示した。
 土地利用については、現在地で整備を行う上での対象となる敷地が、遊亀会館跡地を含めて公園側区域2・9h。
 動物園の整備範囲は「遊亀公園全体」、動物園の規模は標準的使用を想定し「拡張を前提」、動物園に必要な規模を優先的に確保し「一般公園・修景池・遊園地および駐車場と会館跡地を都市公園に編入する中で再配置」、一蓮寺および稲積神社への参道でもある園路は園内の同線となるため「別途」など検討事項挙げた。
 そのほか、施設整備に向けた8つの整備コンセプトを説明した。
 主な内容は次のとおり。
 ◆新たな歴史とこどもを育む遊亀公園の整備
 ◆動物たちへ不可を軽減するための段階的な整備(既存飼育環境を維持しながら工事を進める)
 ◆動物たちの飼育環境整備(動物舎と放飼場を適切な規模で整備)
 ◆動物と距離が近く楽しい動物園の整備(展示方法の工夫など)
 ◆誰もが安全安心に利用できる公園の整備(都市公園移動等円滑化基準に準じた施設整備)
 ◆環境配慮に優れた都市型動物園の整備
 ◆遊亀公園再生のための整備(文化歴史性の強い公園のため文化遺産の適正保全と地域催事に対応可能な空間構成)
 ◆複合的な機能を有したビジターセンターの整備(管理事務所に同センターを併設し、博物館的要素や学習施設のほかショップやレストラン施設を整備)