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建通新聞社(神奈川)
2015/08/03

【神奈川】神奈川県 地域医療構想の策定進む 25年の目標と施設整備など盛り込む

 神奈川県は地域医療構想の策定を進めている。2025年に目指すべき医療体制を定め、これを実現するための施策として施設整備構想などを示すもの。現在、データ分析を行っており、9月ごろに県医療審議会に報告。2016年1〜2月ごろに骨子案を作成。6月ごろに素案、9月ごろに構想案を策定した後、医療審議会への諮問・答申を経て構想を決定する。
 昨年の通常国会で成立した「医療介護総合確保促進法」により、16年半ばごろまでに都道府県が「地域医療構想」を策定することになっている。
 地域医療構想には、25年の医療需要と病床の必要量、目指すべき医療提供体制を実現するための施策(医療機能の分化・連携を進めるための施設整備など)を盛り込む。
 25年の必要病床数については、国の専門調査会による推計が公表されており、県内では13年の病床数6万2900床に対し、25年には7万1000〜7万2200床が必要とされる。このため、今後、8100〜9400床の確保が必要となる。
提供:建通新聞社