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北陸工業新聞社
2015/08/04

【富山】年末にも設計プロポ公告/砺波市新図書館整備計画/規模2倍以上の3200平方メートル

 砺波市は、新図書館の基本設計の指針となる整備計画を策定するため「新砺波図書館整備計画策定委員会」(委員長・齊藤一夫副市長)を設置した。
 10月までに整備計画をまとめ、公募型プロポーザルで設計者が選定される。公告は12月末から16年1月を予定。3月に特定し、16年度に契約の後、基本設計に着手する。
 第1回会合で、市教育委員会が示した整備計画の素案によると、施設規模は現図書館(1507平方メートル)の2倍以上となる延べ床面積約3200平方メートル。基本理念は「学びをつなぐ図書館」で、にぎわいとふれあいのある図書館とし、多様なニーズに対応する。一般(1230平方メートル)と児童(340平方メートル)スペースを配置するほか、集会・研修(420平方メートル)、交流・展示(150平方メートル)、管理運営(330平方メートル)、閉架書庫(380平方メートル)の各エリアを設ける。蔵書数は開館時が約26万2000冊。3年間で約30万冊まで増やす。運営は当面、市直営とする。
 建設場所は、移転する砺波体育センター(幸町)の跡地で、敷地面積7494平方メートル。駐車場は約160台(約4000平方メートル)、駐輪場は約80台(約100平方メートル)を確保する。
 スケジュールでは、17年度に実施設計に移行。18年度に着工し、竣工は19年度末。オープンは20年夏ごろ。
hokuriku