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建通新聞社四国
2015/08/04

【愛媛】大洲市 長浜中学校施設整備にPFI導入へ

 大洲市は、長浜中学校施設整備事業PFIアドバイザー業務を公募型プロポーザル方式で選定した結果、エイト日本技術開発四国支社(松山市)を特定、近く見積もり合わせを行う。
 業務は、市が要求する事業や施設イメージを明確化するため、想定事業モデルプランの検討などを図り、実施に向けた整備基本計画を策定する。
 その整備基本計画に基づき、長浜中学校施設整備事業を従来型公共事業で実施した場合の事業費(PSC、パブリック・セクター・コンパレータ―)を算定するとともに、想定した事業スキームに基づくPFI方式での事業費(PFI−LCC、ライフサイクル・コスト)を算定し、VMF(バリュー・フォー・マネー)の算定を行う。算定結果などを踏まえ、同事業がPFI事業として実施することが適当かどうか総合的に評価する。また、PFI事業実施の課題について整理を行う。
 その他、民間事業者公募資料の原案作成なども行う。
 事業は校舎棟と体育館を新築し、既存の校舎棟と体育館を取り壊す。新施設の想定規模は校舎が2500平方b程度、体育館が900平方b程度。取り壊す既存施設は普通教室棟が鉄筋コンクリート造3階建て延べ2505平方b、1967年建設。特別教室棟が同造3階建て延べ2497平方b、67年建設。管理棟が同造3階建て延べ920平方b、67年建設。体育館が同造平屋996平方b、68年建設。プール、武道場、倉庫、給食施設などはそのまま使用する。場所は長浜甲1。

提供:建通新聞社