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建通新聞社(神奈川)
2015/08/06

【神奈川】国土交通省 横須賀PA、秦野SAのスマートインターチェンジを事業許可

 国土交通省は、横浜横須賀道路の横須賀PA(パーキングエリア)、新東名の秦野SA(サービスエリア)を含む全国4カ所のスマートインターチェンジ(IC)の計画について、連結許可と整備計画変更を行った上で、8月5日付で高速道路会社に対して事業許可を行った。
 4カ所は、国が6月30日付で新規事業化。その後、高速道路会社などが事業許可に向けて手続きを進めていた。今回事業許可したのは、横須賀、秦野の他、大谷(栃木県宇都宮市、東北縦貫自動車道弘前線)、三芳フル化(埼玉県三芳町、関越自動車道新潟線)のスマートIC。中心市街地へのアクセス向上、都市内の交通状況の改善、周辺の物流拠点から高速道路へのアクセス向上、産業振興・物流の効率化−などの効果が期待されるとしている。
 横須賀PAスマートICは、横浜横須賀道路の横須賀IC〜衣笠IC間にある横須賀PA(横須賀市平作)に設置。上りがSA・PA接続型で下りが本線直結型。横浜方面からの下りランプと横浜方面への上りランプを設けるハーフインター形式で、市道坂本芦名線と接続する。ETC車載器を搭載した全車種を対象とし、1日当たりの計画交通量は約3700台。
 計画では2015年度に測量・詳細設計に着手。16年度から17年度にかけて用地を取得する。土木・構造物の工事は17年度から19年度に実施し、舗装工事を19年度から20年度に実施。同年度末までの供用開始を目指す。全体事業費は約20億円。
 一方、秦野SAスマートICは、建設中の新東名(第二東海自動車道)で伊勢原北IC〜秦野IC間に建設される(仮称)秦野SAに設置(横野・戸川地区)。SA・PA接続型。上り線は市道144号線、下り線は市道146号線にそれぞれ連結する。
 全体事業費は約14億円を見込む。新東名(20年度末開通予定)との同時供用を目指す。
 提供:建通新聞社