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北陸工業新聞社
2015/08/28

【富山】移転視野に3市で協議/砺波広域圏わらび学園整備/平屋1000平方メートルを想定

 砺波、南砺両市でつくる砺波広域圏事務組合は、児童発達支援センター「わらび学園」が老朽化していることから、新施設の整備を検討する。移転新築を視野に、事業主体や施設概要について利用する砺波福祉圏域の砺波、南砺、小矢部の3市で協議を進める。
 新施設の定員は現在の30人から増やし、50人程度を想定。建設規模は平屋建て1000平方メートル程度を見込む。
 わらび学園は、同組合が設置し、社会福祉法人わらび学園(砺波市栄町)が指定管理者として運営する。現在の施設は74年4月に建設され、規模は平屋建て392平方メートル。南砺市岩武新の砺波厚生センター隣に位置する。未就学の知的障害児などに対し、発達段階に応じた療育を行っている。
 整備に向けては、同組合が調整役となり、3市で14年度に基本構想をまとめた。今年度は引き続き、基本計画を策定する。事業費の予算化は16年度以降となる。
hokuriku