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日刊建設タイムズ社
2015/09/04

【千葉】一般会計0・4%減の2084億円/県商工労働部主要施策/工業団地会計が大幅増

県商工労働部は2015年度主要施策概要をまとめた。同部の15年度一般会計予算は2084億592万円で、対前年度比0・4%減となった。特別会計は、日本コンベンション国際展示場事業が41億8731万円で同1・6%減、工業団地整備事業が28億2400万円で同389%増など。工業団地整備事業は、茂原にいはると袖ケ浦椎の森の2工業団地の本格的な造成工事が始まるため、伸び率が高くなった。同部の予算は県予算の12・2%を占める。
  本年度は@産業振興・企業立地A中小企業の経営支援B雇用・労働、産業人材育成C観光振興D地域経済の振興E圏央道・東京湾アクアラインを活用した県経済の活性化――の6つを柱に施策を展開する。
  東京湾アクアラインの料金引き下げ、圏央道などの企業活動を支える道路ネットワークの整備、成田空港の年間発着30万回化、東京オリンピック・パラリンピックなどの動きを確実にとらえ、県内の経済活動に取り組むとともに、地域経済を支える足腰の強い企業の発展を促進し、県の中長期的な経済活性化につなげていくため、国や市町村、支援機関等と連携しながら各種施策を展開。
  一般会計の各課別の予算は、@経済政策課88億4612万円A経営支援課1919億6745万円B産業振興課22億1817万円C企業立地課17億4457万円D観光企画課4億3914万円E観光誘致促進課3億3149万円F雇用労働課9億5319万円G産業人材課19億576万円。
  施策別の主要事業は次の通り。
  【産業振興・企業立地】
  ▽千葉の未来を支える成長産業育成事業=4000万円▽地域主導型新エネルギー活用プロジェクト支援事業=500万円▽海洋再生可能エネルギー導入促進基礎調査事業=2000万円▽千葉の特色を活かした水素の利活用に関する研究事業=100万円▽新事業・新産業創出支援事業=3165万円▽かずさDNA研究所研究促進事業=10億9500万円▽戦略的企業誘致推進事業=1804万円▽工業団地整備事業=28億2400万円▽外資系企業の戦略的誘致の推進=1749万円▽立地企業補助金=5億円
  【中小企業の経営支援】
  ▽チャレンジ企業支援センター事業=3億1120万円▽千葉県中小企業連携強化推進事業=1400万円▽小規模事業経営支援事業費等補助金=22億3435万円▽中小企業振興資金事業=190億円(融資枠570億円)▽千葉県地域商業活性化事業=3500万円▽ちば農商工連携事業支援基金事業=ファンド規模250億円/運用益約3475万円▽ちば中小企業元気づくり基金事業=ファンド規模80億円/運用益約1億1500万円
  【雇用・労働・産業人材育成】
  ▽ジョブカフェちば運営事業=1億3685万円▽千葉県ジョブサポートセンター事業=3573万円▽民間教育訓練機関等を活用した職業訓練=11億6205万円▽障害者就業支援キャリアセンター事業=2903万円
  【観光振興】
  ▽観光地魅力アップ整備事業・観光地トイレ整備スピードアップ事業=3億円▽宿泊・滞在型観光推進事業=4000万円▽大規模イベント支援事業=3000万円▽「がんばろう!ちば」有料道路利用観光振興事業=1500万円▽多言語観光案内板整備事業=1000万円▽観光客誘致のための公衆無線LAN環境整備モデル事業=1億円▽訪日観光客の食文化等に関する調査・推進事業=100万円
  【地域経済の振興】
  ▽日本コンベンションセンター国際展示場事業=41億8731万円▽駐車場管理運営事業=5億190万円▽かずさDNA研究所研究事業=10億9500万円▽アカデミアホール事業=4億4952万円
  【東京湾アクアライン・圏央道を活用した県経済の活性化】
  ▽アクアライン及び圏央道を活用した観光プロモーション事業=2000万円▽東京湾アクアライン・圏央道を活かした地域産業活性化事業=4000万円k_times_comをフォローしましょう
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