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建通新聞社
2015/09/07

【大阪】三宝会に決まる 住吉市民病院用地

大阪市は、市立住吉市民病院用地への民間病院誘致で、事業予定者を医療法人三宝会(大阪市住之江区北加賀屋2ノ11ノ15)に決めた。三宝会では、2018年4月の開院に向けて、今後建設工事に着手する。市ではこれまでに民間病院誘致に向けて公募を2度行うも不調となり、個別誘致を進めていた。
 新病院は全体病床数209床で、敷地内北側の用地に建設する。小児科医療は病床数10床、産科医療は病床数14床を計画。時間外・休日については、地元からの診療依頼には時間外でも対応する。府立急性期・総合医療センターや大阪市の休日・急病診療所とも連携する方針。
 また、地域医療連携では、事業予定者が南港病院で長年医療提供を行っており、小児・周産期医療でも役割分担していくとしている。
 住吉市民病院は18年3月の閉院を予定しており、市南部地域(阿倍野区、住之江区、住吉区、東住吉区、平野区、西成区)の小児・周産期医療の充実と地域医療の確保が求められている。 
 場所は大阪市住之江区東加賀屋1ノ2ノ16。
 同病院用地への民間事業予定者が決まったことで、府と市が共同で計画していた(仮称)大阪府市共同住吉母子医療センター(大阪府立急性期・総合医療センター新棟)の整備も進展をみそうだ

提供:建通新聞社