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北陸工業新聞社
2015/09/05

【石川】大野川に架かる新橋を/金沢能登連絡道と海幹接続で/能登開発協ら要望

 能登総合開発促進協議会(会長・和田内幸三県議)や加賀海浜道路建設期成同盟会(会長・宮元陸加賀市長)は、地域高規格道路金沢能登連絡道路と金沢市街地(金沢外環状道路海側幹線)を結ぶ新たな道路整備に取り組むよう要望している。
 金沢能登連絡道路を巡っては県が北陸新幹線金沢開業効果を県下全域へ波及させるため、13年3月に金沢市粟崎浜町から内灘町千鳥台間3・4キロを暫定2車線で、昨年11月に内灘町千鳥台から白尾インターチェンジ間11・1キロを4車線で供用させた。
 協議会らの要望によると、大野川に架かる橋梁を新設し、金沢能登連絡道路と金沢市街地(海側幹線)を連結する内容。
 ただ、7月に開かれた能登総合開発促進協議会に出席した県の常田功二土木部長は、同要望に対して、金沢能登連絡道路から金沢市に通じる道路として都市計画道路東山内灘線や都市計画道路諸江向粟崎線、主要地方道金沢田鶴浜線、都市計画道路大浜御供田線が整備され、交通が分散していることを踏まえ「周辺地域の交通動態、金沢港の物流動態などを見極めて必要性を検討したい」との考えを表明している。
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