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建通新聞社四国
2015/09/11

【徳島】フジタ建設コンで設計 南部健康運動公園の陸上競技場整備

 徳島県南部総合県民局阿南・県土は、南部健康運動公園に陸上競技場を整備するため、設計をフジタ建設コンサルタント(北島町)、測量を藤原測量設計(美馬市)に委託した。期間は2016年3月10日まで。20年の東京オリンピック・パラリンピックまでの完成を目指す。
 面積4・3f。競技場は単心円で、トラック(走路)は400bを確保し、現在の野球場の北東側に広がる空き地に新設する。日本陸上競技連盟が定める規則に準じた走路・助走路の舗装は全天候型。インフィールドは投てき競技やサッカー、ラグビーなどの多目的利用が可能な天然芝。全天候舗装厚は「新設第2種公認陸上競技場の基本仕様」に準じる。
 給水施設として散水栓、スプリンクラーを設ける。表面排水と浸透水排水により、降雨直後に使用が可能な排水機能を持たせる。観客席はメーンスタンド(メーン園路との高低差を利用)が西側、東〜南側の一部は芝生スタンドとなる。
 測量は、中心線測量、仮BM設置、横断測量などで、敷地全域を測量することにより競技場の形状と配置を確定する。
 場所は阿南市桑野町〜山口町。

提供:建通新聞社