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建通新聞社四国
2015/09/11

【高知】地域一括発注を15市町村に拡大 県道路メンテ会議

 国土交通省四国地方整備局、高知県、西日本高速道路、県内市町村で構成する高知県道路メンテナンス会議(会長・福本充土佐国道事務所長)は9月3日、本年度2回目の会合を開いた。会議では、市町村が実施する橋梁の点検・診断の発注業務を県が受委託する地域一括発注について、2015年度は14年度より拡大し実施することや、15年度は県内全域で3089の橋梁などを対象に点検を実施する予定であること、14年度に実施した点検結果で4橋が緊急措置段階である判定区分Wであることなどを報告した。
 地域一括発注は、市町村の人不足・技術力不足を補うために実施している。14年度は予算確保や体制が整ってなかったこともあり、3町村の90橋のみで実施されたが、15年度は室戸、南国、香南、四万十、土佐清水の各市と10町村の計455橋を対象に実施する。発注業務は県建設技術公社が行い10月までに順次発注する。
 県内全域では、15年度に橋梁3029橋、トンネル124本、道路付属物など48施設で点検を行う予定。このうち最優先で点検すべき橋梁として、緊急輸送道路を跨ぐ跨道橋23カ所、跨線橋28カ所、緊急輸送道路を構成する橋梁648カ所を点検する予定。
 会議では、14年度に実施した橋梁やトンネルなどの点検結果も報告した。橋梁は14年度に510橋点検し、このうち判定区分Wは、室戸市道室津浮津線の両栄橋歩道(橋長34b)、須崎市道の宮ノ川内15号線1号橋(橋長4b)、勢井4号線1号橋(橋長3b)、大浦6号線2号橋(橋長6b)の4橋。各橋とも著しい損傷が見られるため、緊急措置として通行止めにしており、今後、架け替えまたは廃止の検討を管理者である室戸市と須崎市が行う。
 早期措置段階の判定区分Vは、橋梁83橋、トンネル9本、道路付属物など7カ所。これらの施設については早期の修繕や補修を求められている。
 国は、14年7月からすべての道路施設を対象に5年に1度の点検を義務付けている。高知県内の管理施設総数は橋梁1万3615橋、トンネル394本、道路付属物など342カ所で、18年度までに点検を完了させる。

提供:建通新聞社