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建通新聞社(中部)
2015/09/15

【三重】橋梁の落下防止装置の品質不良 2橋梁で使用  三重県

 橋梁の落下防止装置で品質不良の製品が発見された事案について、三重県は9月11日、県管理の橋梁のうち、2橋梁で対象製品が使用されていることを公表した。調査を行った国土交通省から情報提供されたもので、対象は、七保大橋〈県道南島大宮大台線〉(大紀町〜大台町)、新島ケ原大橋〈国道163号〉(伊賀市)の2橋。県は、使用された製品が不良かどうかは未確認としており、検査方法や時期などの対応方針について、今後、国交省と検討する考えだ。
 京都府内の国交省管理の橋梁で落橋防止装置の品質不良(溶け込み溶接部の不良)が確認されたことから、製造会社の久富産業(福井市)から提出された過去5年間のデータに基づき調査を行っていた。国交省、高速道路会社で92カ所(9月11日発表時点)の使用が判明した。併せて地方公共団体などの工事で使用された対象の橋梁の資料を各都道府県などに情報提供した。今回の調査分では、県下の市町が管理する橋梁で対象となる橋梁はなかった。
 国交省は、今後の方針として、検査結果が不良の場合は、速やかに補修を行う考えを示している。
 県では、使用された製品が溶接不良だった場合の想定として、「兵庫県南部地震程度の地震でも落橋しない設計構造となっている」と説明している。
 対象の2橋梁は、県が2010年度に耐震補強工事を実施した。七保大橋は、橋長298bで8径間。新島ケ原大橋は、橋長124bで2径間。2橋梁で、計28個の落下防止装置の部品が使用されている。

提供:建通新聞社