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北陸工業新聞社
2015/09/15

【新潟】インフラ支援などに尽力/中山氏(キタック社長)がモンゴルから勲章

 キタック(新潟市中央区新光町10−2)の中山輝也代表取締役社長は、在新潟モンゴル国名誉領事として「北極星(アルタンガタス)勲章」を受章し、12日に新潟市内で授与伝達式が執り行われた。
 北極星勲章はモンゴル国大統領ツァヒアギーン・エルベグドルジ閣下から贈られるもので、外国人が授与する勲章の中で最高位勲章となる。
 この日は駐日モンゴル国特命全権大使のソドブジャムツ・フレルバータル氏が訪れ、中山社長に勲章を贈り「北極星はモンゴルの満天の星空で最も輝く星であり、コンパスのように揺るぎない星。モンゴルとの交流や技術支援に貢献された中山氏にこの北極星を贈る。これからも活躍されることを期待している」と功績をたたえた。
 また、森邦雄副知事は「県にとって大変誇りに思う。道路・排水路をはじめとするインフラ整備などの技術協力について、中山さんが先頭に立って汗を流してきた。我々も一緒になってモンゴルとの交流に尽力する」と決意を語り、勲章を受け取った中山社長は「07年に(名誉領事)就任し、やるからには成果は上げたいと思い取り組んできた。受章は私を支えてくれた人たちのおかげ。これからも協力し地道な交流を続けていきたい」と謝辞を述べた。
 式典後、取材に応えた中山社長は「ウランバートルは道路の排水ができず水が溜まる個所があるので、側溝の整備などを行った。インフラ整備における技術協力は当社の技術だけでなく同業他社を巻き込み取り組んできた。こういったことは会社(利益)は関係ない」と話し、新潟とモンゴルをつなぐ架け橋として、これまでの経験と人脈を生かし、一層の交流を図っていく考えだ。
hokuriku