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建設経済新聞社
2015/09/16

【京都】北山文化ゾーン回遊性向上へ 広場や遊歩道を計画

 京都府は、北山文化環境ゾーンの府立植物園、新府立総合資料館、府立大学等の回遊性を高めるため、広場やプロムナード(遊歩道)の整備を計画。このほど設計業務について飯田善彦建築工房(横浜市中区)と契約した。
 府は京都市左京区下鴨の現総合資料館や植物園などが隣接する北山地域を「北山文化環境ゾーン」として整備を進めており、府立大学下鴨キャンパスの北側に府立医科大学、府立大学、国立大学法人京都工芸繊維大学の3大学の教養教育共同化事業の拠点施設「稲盛記念会館」を26年9月に完成させた。現在は現総合資料館の南側で新総合資料館の建設を進めている。
 新総合資料館の完成を見据え、新総合資料館と周辺施設との回遊性の向上を図るため、府は27年度当初予算に北山文化環境ゾーン広場・プロムナード整備費として1700万円を新規予算化していた。
 府文化政策課は、北山文化環境ゾーン広場・プロムナード基本・実施設計業務について、新総合資料館の設計を手がける飯田善彦建築工房と1598万7284円で8月6日に契約した。
 広場は約5200uで整備内容は広場舗装・植栽、駐輪場、学生ラウンジ等。プロムナードは約3600uで整備内容は通路舗装・植栽、休憩ベンチ等。
 28年度に工事を行う予定。