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日本工業経済新聞社(山梨)
2015/09/17

【山梨】公下計画区域拡大を都計審が了承 甲斐市

 甲斐市は14日、第2回都市計画審議会を開き、公共下水道の計画区域拡大を審議し、了承した。整備区域の拡大など84haを追加するもので、結果は県へ報告され今月下旬にも正式決定となる運び。
 現状で都市計画決定している面積は、甲府都市計画区域(旧竜王町、旧敷島町)で1241ha、韮崎都市計画区域(旧双葉町)で473・7haの合計1714・7ha。これに甲府で69ha、韮崎で15haを追加する変更案で、全体で1798・7haを都市計画に組み入れるもの。
 ただ、計画区域外からの編入なども含まれ、実際の整備区域の拡大は竜王新町1区・2区の30・63haと上八幡区・竜王中学校西側周辺の10・42haの合計41・05haとなる。事業着手の見通しは、今のところ竜王新町が先行する雲行きで、来年度にも動きが見られる可能性がある。
 なお、年明けに予定される次回審議会では、竜王中心拠点地区都市再生整備計画事業の事後評価が議題に取り上げ、当日は視察が予定されている。事後評価の原案は現在ホームページなどで10月2日まで公表しており、意見募集を行っているところ。原案では、竜王北など2保育園の改築や市道新町本線の改良を行った結果、指標に掲げた園児数、歩道整備率の目標値はクリアされている。
【写真:整備区域となる竜王中学校西側に広がる田んぼと住宅地】