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建通新聞社四国
2015/09/18

【愛媛】耐震設計5件を委託 松山工業高校等高校施設建て替え

 愛媛県は、松山工業高校本館新築など学校施設の耐震化を図るために建て替える5件の設計を委託した。2016年度の着工を目指す。松山工業高校本館新築は鳳建築設計事務所(松山市)に委託、松山商業高校体育館新築は新企画設計(松山市)に委託、弓削高校体育館新築は大建設計工務(松山市)に委託、長浜高校特別教棟新築は連合企画設計(松山市)に委託、宇和島水産高校特別教棟新築は堀建築研究所(西予市)に委託した。期間は全て16年2月29日まで。
 松山工業高校本館は、1979年に建設されたもので耐震診断の結果、改修補強による対応ができないため、現校舎を解体し現地に建て替えることとなった。工事期間中はプレハブ校舎を設置し対応する。新施設規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ2573平方b。プレハブ校舎は鉄骨造3階建て延べ2177平方b。解体する既存校舎の規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ2504平方b。場所は松山市真砂町1。
 松山商業高校体育館は、66年に建設され、武道場や講堂を含む総合体育館として利用されてきたが、築50年近くが経過し老朽化が著しいことから既存の建物を解体し同じ場所に新築することとなった。新施設規模は鉄筋コンクリート一部木造3階建て延べ2876平方b、ほか渡り廊下が鉄骨造3階建て延べ308平方b、倉庫が木造平屋56平方b、駐輪場が鉄骨造平屋400平方b、仮設集会所として平屋252平方b。解体する施設規模は体育館が鉄筋コンクリート一部鉄骨造3階建て延べ2608平方b、プールが鉄筋コンクリート造平屋630平方b、更衣室がコンクリートブロック造平屋180平方b、倉庫が同造平屋55平方b。場所は松山市旭町71。
 弓削高校体育館は、60年に建設され、部活動や体育の授業で利用されてきたが、築55年が経過し老朽化が著しいことから既存の建物を解体し同じ場所に男女更衣室・トイレスペースも含め新築することとなった。新施設規模は木造平屋745平方b。解体する施設規模は鉄骨造平屋638平方b。場所は上島町弓削明神305。
 長浜高校特別教棟は、78年に建設されたもので現校舎を解体し現地に建て替えることとなった。工事期間中はプレハブ校舎を設置し対応する。新施設規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ1312平方bと渡り廊下140平方b。プレハブ校舎は鉄骨造2階建て延べ1377平方b。解体する既存校舎の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ1312平方bと渡り廊下が同造2階建て延べ140平方b。場所は大洲市長浜甲480ノ1。
 宇和島水産高校特別教棟は、71年に建設されたもので耐震診断の結果、改修補強が困難との結果が出たため、61年に建設された専攻科教棟の老朽化による建て替えと併せて諸室を集約し、現校舎を解体し現地に建て替えることとなった。工事期間中はプレハブ校舎を設置し対応する。新施設規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ956平方b、ポンプ室が同造平屋10平方b、倉庫が木造平屋40平方b。プレハブ校舎は鉄骨造2階建て延べ828平方b。ほか本館3階の男子トイレを女子トイレに改修する。解体する既存校舎の規模は特別教棟が鉄筋コンクリート造3階建て延べ918平方b、専攻科教棟が同造2階建て延べ39平方b、倉庫が鉄骨造平屋20平方b、渡り廊下が鉄骨造平屋74平方b。場所は宇和島市明倫町1ノ2ノ20。

提供:建通新聞社