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北陸工業新聞社
2015/10/01

【石川】副都心のさらなる発展へ/金沢駅西活性化懇話会が設立/代表幹事に石坂、下沢両県議

 石川県庁や県立中央病院などの重要施設が建ち並ぶ金沢副都心のさらなる発展を実現しようと、地元選出の県議会議員、市議会、町会連合会長、経済人など93人で構成する金沢駅西活性化懇話会の設立総会が30日、県地場産業振興センターで開かれ=写真、金沢港や道路などの整備促進を国、県、市といった関係機関へ働きかけていくことを決めた。
 同懇話会は県議会議員の金原博、石坂修一、下沢佳充、増江啓の4氏が発起人で、代表幹事には石坂氏、下沢氏を選出。あいさつでは常任相談役の金原氏が「新幹線が開通したものの、金沢駅の人の流れを見ると、兼六園口(旧東口)に9割以上流れている。兼六園口にはもてなしドームや鼓門といった世界的に有名なシンボルがあるが、金沢港口にはなんにもない。玄関口としてふさわしい駅西地区となるよう知恵を出し合っていこう」と呼びかけた。
 また、顧問役に就任した谷本正憲知事や山野之義金沢市長も祝辞を述べた。
 議事では役員人事や規約を承認。常任幹事のうち民間からは北川ヒューテックの北川義信会長、桐畑の桐畑和雄会長、通善商店の通善一洋社長、加賀建設の鶴山庄市社長、米沢電気工事の米沢寛会長が就いた。
 総会後、記者に囲まれた下沢代表幹事は、「金沢港は富山港などと比べて暗いイメージがある。恋人のデートコースになるようハイカラなまちづくりをしたい」と意気込みを語った。

hokuriku