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建通新聞社(中部)
2015/10/06

【三重】三重県公共事業評価審査委員会 第4回会議 再評価4事業の継続を了承

 三重県公共事業評価審査委員会(委員長・安食和宏三重大学人文学部教授)は9月29日、2015年度第4回会議を開き、再評価審査対象事業として国道477号西浦バイパス整備事業など4事業と、事後評価1事業を審査した。審査結果は再評価審査が4事業ともに事業継続を了承し、事後評価審査対象の1件は、事業の妥当性を了承した。審査後、次回に審査する、事後評価の4事業の概要を説明した。
 再評価審査対象事業として審査された4事業の概要などは次の通り。
〈道路事業・国道477号西浦バイパス整備事業〉
 国道477号西浦バイパスは、四日市市西浦から西浦2の三滝川右岸をルートとする延長460b、幅員7・5bの道路事業。全体事業費は19億1700万円(工事費10億3600万円、用地費8億8100万円)。
 06年度から事業に着手し、17年度までの事業期間を予定。14年度末の事業進捗は、工事進捗率が94%、用地進捗率が100%。これまでに全線を供用している。
 事業採択後、一定期間が経過したため、再評価事業の対象とした。費用便益比は2。
 今後の見込みとして、別事業で実施する連立事業により鉄道の高架線を切り替え後、現在の高さ制限を解除し17年度に事業完了する予定。
〈街路事業・近鉄名古屋線川原町駅付近連続立体交差事業〉
 近鉄名古屋線川原町駅付近連続立体交差事業は、近鉄四日市駅周辺の鉄道高架化事業の2期地区として、都計道・午起末永線交差部から都計道・四日市関ケ原線交差部までの延長680bで、川原町駅の高架を含む区間の連続立体を行う。全体事業費は105億6500万円(工事費99億2700万円、用地費6億3800万円)。
 06年度から事業に着手し、17年度までの事業期間を予定。14年度末の事業進捗は、工事進捗率が74%、用地進捗率が100%。鉄道は14年度までに下り線を高架線に切り替え済みで、現在、上り線の高架化を実施している。
 事業採択後、一定期間が経過したため、再評価事業の対象とした。費用便益比は1・5。
 今後の見込みとして、上り線を高架線に切り替え後、残り3カ所の踏切を除去し、その後、側道、公園などの復旧を行い、17年度に事業完了する予定。
〈道路事業・国道368号仁柿峠バイパス整備事業〉
 国道368号仁柿峠バイパスは、松阪市飯南町峠から同町上仁柿までの延長3920b、幅員5・5b(全幅員7b)の道路事業。全体事業費は122億円(工事費118億5000万円、用地費3億5000万円)。
 1990年度から事業に着手し、24年度までの事業期間を予定。14年度末の事業進捗は、工事進捗率が42%、用地進捗率が74%。これまでに、起点側延長400b、終点側延長1530bが完成し、終点側の延長380bを供用している。
 再評価実施後、一定期間が経過したため、再評価事業の対象とし、第2回会議(8月開催)で審査した。委員から事業の必要性をより明確にすべきとの意見が出されたことから、今回の会議で県側が、防災、観光、産業面について、大型車の通行が可能となり、移動・物流コストが軽減することなどを説明した。費用便益比は1・1。
 今後の見込みとして、14年度には、2号工事用道路にも着手しており、24年度の全線供用を目指す。
〈相川広域河川改修事業〉
 相川広域河川改修事業は、津市の風早池を源流とし、天神川と合流した後、伊勢湾に注ぐ2級河川。69〜07年の間に24回の水害が発生していることから、河道改修により流下能力を確保するもの。
 事業全体計画は、相川が延長5500b、天神川が延長800b。全体事業費は89億3700万円(工事費66億0500万円、用地費23億3200万円)。
 10年度から事業に着手し、30年間の事業期間を予定。15年度までに、事業費ベースで10%が完了している。これまでに、築堤工延長386b、護岸工延長441bを実施した。
 河川整備計画の報告後、5年が経過したことから再評価事業の対象とした。費用便益比は25。
 15年度以降の工事は、築堤工延長3014b、掘削工16万7655立方b、護岸工延長7859b、橋梁27橋、堰(せき)6基、樋門・樋管27基。39年度の完成を目標とした。

提供:建通新聞社