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　津市は、「津市久居ホール」（仮称）の新築工事を計画しており、基本・実施設計者を決定するための公募型プロポーザルを10月中旬をめどに公告する計画だ。12月末までに設計者を決定する予定。２０１５〜16年度に設計をまとめ、17〜18年度に工事を行い、19年４月から供用を開始する方針だ。
　久居ホールは、久居駅前周辺地区まちづくり事業の一環として、久居東鷹跡町エリアに文化交流活動の拠点となる文化ホールを建設するもの。
　建設地は現在の久居総合支所がある場所で、庁舎を解体した跡地を利用する。敷地面積は約５５００平方�b。所在地は久居東鷹跡町２４６ほか。
　基本計画案では、ホール機能、住民活動支援機能、行政窓口機能をベースに複数の整備案を示しており、ホール客席数は３００〜１０００席の範囲で検討している。施設の階建ては、いずれも２階建てとなっている。
　ホール客席数が３００席程度のプランでは、施設の延べ床面積は約５０００平方�b、概算事業費は20〜25億円としている。客席数が６００席程度のプランは、延べ床面積約６０００平方�b、事業費25〜30億円、客席数が９００〜１０００席のプランでは、延べ床面積約７０００平方�b、事業費30〜35億円を見込んでいる。
　施設の運営管理手法については、市の直営、民間企業やＮＰＯによる指定管理者を採用するケースなどを想定している。

提供：建通新聞社