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　岐阜県林政部は、２０１６年度に整備する予定の環境保全モデル林整備事業「揖斐川町城台山」の整備・活用計画を15年度末までに策定する。
　県は、モデル林で里山活動を行う団体（プレーヤー）や森林所有者（町や民間）、恵みの森づくりコンソーシアム会員らと共に、年度内に４回程度の会合を開き計画をまとめる方針。
　まとめた計画を基に、16年度の夏ごろに測量設計を委託、秋ごろに工事発注する予定でいる。入札業務は揖斐農林事務所が行う。
　揖斐川町城台山は、揖斐川町三輪城台山（揖斐総合庁舎北）の面積38・12�fの里山。ウオーキングイベントや祭りなど昔から地元住民になじみがあり、揖斐城跡などの歴史資産が残っている。
　また、近隣には小中学校や商店街があり、里山と「まち」とを結びつける新たなモデルとして発展が期待されている。
　県では、「清流の国ぎふ森林・環境税」を活用し、環境を重視しながら森林を守り生かす「恵みの森林づくり」を進めている。その一環として、新たな里山再生手法の確立と全県への展開を目指した「環境保全モデル林整備事業」に取り組んでいる。

提供：建通新聞社