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北陸工業新聞社
2015/10/10

【富山】プロポ、22日まで参加表明/県立大学看護学部基本設計/県営繕課

 富山県土木部営繕課は9日、富山県立大学看護学部施設整備工事基本設計業務に係る公募型プロポーザルの実施を発表した。
 参加表明書は22日、技術提案書は11月18日までに営繕課営繕係へ持参、郵送する。主な参加資格は主たる営業所が県内にあり、建築士が8名以上でうち一級建築士5名以上。共同体の場合は2社構成で、代表者が建築士5名以上でうち一級建築士3名以上、構成員が建築士3名以上でうち一級建築士2名以上。単体、共同体の代表者は延べ床面積2000平方メートル以上の学校校舎の設計実績を有することなど。
 内容は、教育棟約8700平方メートル、体育館棟約1200平方メートル、渡り廊下等(適宜)の新築、総合衛生学院本館(RC造4階地下1階建て延べ4909・57平方メートル)、同別館(RC造3階建て延べ1605・28平方メートル)の改修に係る基本設計一式。場所は富山市西長江地内。
 審査委員会(委員長・森俊偉金沢工業大学教授)が提案内容を審査し、12月下旬に最優秀、優秀の各1者を選定する。履行期間は16年1月上旬から5月31日まで。業務委託費概算予算額は約3100万円。
 県立中央病院に隣接する県立総合衛生学院(3年制)を改組し、4年制の県立大看護学部を設置する。病院外来第5駐車場に教育棟などを建設する。入学定員は現状の100名から120名に増やし、将来的に大学院(修士課程)を設ける。教育棟には講義室や演習室、実習室・準備室、多目的室、食堂などを設け、衛生学院の本館を研究棟、別館を図書館として改修する。16年度に実施設計を進め、工事発注する。17年4月に教育棟、18年9月に衛生学院の工事に着手し、19年4月の開学を予定している。体育館は19年度以降に着工する。工事費は約46億2000万円を見込む。
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