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建通新聞社(神奈川)
2015/10/13

【神奈川】神中建川崎支部 川崎市と災害協定を締結

 神奈川県中小建設業協会川崎支部(福島圭一支部長)と川崎市は9日、「災害時における応急対策を行うための応援に関する協定書」を結び、川崎市庁舎で締結式を行った。
 福島支部長は「災害発生時にいち早く現場に向かって応急活動を実施し、市民の命と財産を守ることが当会の使命だ。また川崎の被害が甚大な場合には、県内の協会各支部が協力し合って迅速に応援する」とあいさつ。福田紀彦川崎市長は「首都直下型地震や風水害などさまざまな災害の可能性がある中、いざという時に頼りになるのは地元建設業者だ。協定でさらに市民の安心感が高まる。皆さんの好意に感謝する」と謝辞を述べた。締結式には河ア茂神奈川県中小建設業協会会長や土井隆典神奈川県議会議長などが出席した。
 同支部は市内建設業者28社が入会し、協定では災害時に支部会員が駆け付けるだけでなく、横浜、横須賀、藤沢の協会各支部がバックアップできる態勢を取っている。また、今回の協定締結により、会員は川崎市の入札参加資格の主観評価項目で10点の加点を受けることができる。
 提供:建通新聞社