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【高知】高知市は、東部総合運動場の敷地内に多目的ドームを建設するため、12月補正予算で工事費を計上する見込み。概算事業費は建築、設備などを合わせて約19億円を想定している。建築主体、電気設備、機械設備を分離して年明けに公告し、建築主体は２０１６年３月議会の議決案件となる予定。
　規模は鉄筋コンクリート造平屋約４４００平方�b。このうち室内運動場は３６００平方�b（60�b×60�b）で、人工芝を張り、野球やサッカーの練習や、フットサル、ハンドボールの試合など多目的な用途で使用する。ほかに更衣室、トイレ、倉庫などを設ける。災害時には緊急物資の集積場としても活用する。
　建設地は、当初野球場北側の駐車場内を計画していたが、地質調査を行った結果、液状化の危険性があることが判明した。そのため、当初の予定を変更し、野球場の南東側にある多目的広場の一部に建設することとなった。
　工事は、16年度早々に着手し、17年秋には完成させ、同年のオリックスバファローズ秋季キャンプに間に合わせる方針。
　基本・実施設計はハウジング総合コンサルタント（高知市）が担当。

提供：建通新聞社