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建通新聞社四国
2015/10/13

【愛媛】国交省山鳥坂ダム 付替県道の鋼構造物 2017年度から順次発注

国土交通省山鳥坂ダム工事事務所は、山鳥坂ダム建設に伴う付替県道整備工事区間のうち鋼構造物として2トンネル・9橋梁があり、2017年度から順次発注する方針。発注に向けて各案件の詳細設計を外注し、進めている。ダム本体の着工年次は20年度と想定されており、ダム本体工の着工により県道が封鎖されるため、下流部から中間地点に位置する横断橋の新入船橋付近までは20年度までの完了が求められ、トンネル工などは17年度の発注となるもよう。
 鋼構造物は下流側から上鹿野川第1橋(本線)、上鹿野川第2橋(ランプ橋)、見の越トンネル、見の越第3橋、見の越第2橋、見の越第1橋、下敷水トンネル、敷水第1橋、上敷水川橋、岩谷第2橋、岩谷第1橋。対岸への横断橋が新入船橋と新岩谷橋。
 下流側に位置する地区では当初、3橋と見の越トンネルが計画されていたが、トンネル坑口付近の地質の関係でトンネル延長を延伸し、ルートを変更する検討がなされており、3橋から2橋に変更となるもよう。
 各構造物の概要は、上鹿野川第1橋(本線)が延長90b、上鹿野川第2橋(ランプ橋)が延長33bで、両橋とも近く予備設計業者が決まり16年3月28日の期間で橋梁形状が検討される。
 見の越トンネルは延長約1900b。詳細設計は国際航業松山営業所(松山市)が16年3月31日までの期間でルート変更検討も含めて進めている。
 見の越第3橋は、延長57b、橋台2基、橋脚1基、プレストレストコンクリート2径間連続コンポ橋。詳細設計は16年3月25日までの期間で国際航業松山営業所(松山市)が進めている。
 見の越第2橋は、延長62b、橋台2基、橋脚1基、2径間連続プレストレストコンクリート中空床版橋。詳細設計は四国建設コンサルタント愛媛支店(松山市)が担当した。
 見の越第1橋は、延長89b、橋台2基、橋脚2基、鋼3径間連続非合成I桁橋。詳細設計は国際航業松山営業所(松山市)が担当した。

提供:建通新聞社