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　土岐市は、公募型プロポーザルで募集した「新庁舎建設工事の基本計画と基本・実施設計」の委託先を東畑建築事務所名古屋事務所（名古屋市中村区）に決めた。10月末をめどに契約を締結する。履行期間は２０１７年７月31日まで。17年度内に着工、19年度内の完成を目指す。
　プロポーザルに応募した12者のうち11者が２次審査に進み、ヒアリングなどの結果、同社を最高得点者として特定、次点者に山下設計中部支社（名古屋市中区）が選ばれた。
　東畑建築事務所の特定理由は、土岐市の歴史や地勢、環境を理解した上で、新庁舎と文化プラザの連携や人口減少を見込んだフレキシブルな庁舎建設を提案したこと。現庁舎での業務を維持しながら新庁舎を建設するための提案内容、周辺地区の活性化を図るための機能や方策が提案されたこと―を挙げた。
　新庁舎の規模は延べ床面積で８６００〜９９００平方�b。敷地は土岐津町土岐口２１０１の面積１万４１８４平方�b。駐車台数は約３４０台。概算事業費は約40億円（庁舎棟工事費のみ）。

提供：建通新聞社