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建通新聞社四国
2015/10/16

【徳島】徳島県 阿南工高理数工化棟解体を10月

 徳島県は、阿南工業高等学校の教室管理棟を改築するため、2015年度末までに既設校舎の解体撤去に順次着手する。順調なら10月中に理数・工業化学棟の解体を発注する。このほかは年内をめどに設置する仮設校舎への移転作業に合わせ発注する。
 理数・工業化学棟の既設規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ1249平方b。仮設校舎の整備などに支障がないため先行して解体する。解体設計は滝本建築設計事務所(徳島市)が担当。解体対象は同棟のほか、管理棟、教室棟、渡り廊下。いずれも鉄筋コンクリート造で、教室棟が4階建て延べ3953平方b、管理棟が2階建て延べ1257平方b、渡り廊下が延べ50平方bとなっている。教室棟の解体は年内にもエキスパンジョイントごとに3分割して発注する。管理棟はまだ工事発注予定に盛り込まれていないが、年明け早々には発注する見通し。
 新教室管理棟は、仮設校舎の整備と移転後に、教室棟と管理棟を解体し跡地に整備する。計画規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ7400平方b程度。建築設計は西田設計(徳島市)、設備設計はHITOMI熱・流体力学研究所(同)がそれぞれ担当している。16年度上半期中の工事発注に向け、準備を進めていく。
 施工場所は阿南市宝田町今市中新開10ノ6。

提供:建通新聞社