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北陸工業新聞社
2015/10/17

【福井】課題解決に広域連携を/第167回北信越市長会総会/鯖江市で開催

 北信越市長会(会長・東村福井市長)の第167回総会が15日、鯖江市桜町の嚮陽会館で開催された。
 北信越5県(福井、石川、富山、新潟、長野)の65市が一堂に会し、当面する行政課題について情報を共有・連携して課題解決を図るのが目的。
 本会の冒頭、東村会長が、「今、我々が直面している問題は、超少子高齢化に伴う人口減少問題で、経済が安定した成長を続けるためには各地域の特徴を活かした自立的で持続的な社会の創生を実現させることが、大変重要であると思っている。そのためにも今後ますます広域連携が不可欠になる」とあいさつ。
 開催市の鯖江市から牧野百男市長が「ものづくりの町である本市は長年メガネ産業が盛んであり、その中でもチタン加工は世界に誇れる技術と品質にある。その技術を活かし現在では医療分野や携帯端末などの新しい分野にも挑戦している。今後は、そのノウハウを活かし生産業創造・発展に繋げたい」と意欲を示した。
 引き続き、第1(行財政・文教等)、第2(厚生・環境等)、第3(建設・農林等)に各首長が分かれ分科会が開催され、その後は、視察と意見交換会が行われた。
 また、総会は16日も開催され、北陸新幹線関係都市連絡協議会、総務省・内閣府の説明、分科会や役員会報告、役員改選などが行われた。