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　ナミックス（新潟市北区濁川３９９３番地　小田嶋壽信代表取締役社長）は、本社・工場の再編計画について、生産棟を建設する第１期工事を竹中工務店に決定した。１１月にも契約し、１６年３月に着工、１７年４月末完成を予定している。
　施設の老朽化や耐震性能の問題に加え、必要に応じ増築してきた工場棟が効率的でないことから、月岡工場（新発田市）の廃止を含めた再編を検討していたもの。全体設計も竹中工務店が担当し、調整を進めていた。
　準備工事を合わせ７カ年で生産棟（Ｓ造３階建て延べ１万１４９５平方メートル）、管理厚生棟（Ｓ造３階建て延べ６１２９平方メートル）、危険物プラント（Ｓ造平屋建て延べ７４６平方メートル）、危険物貯蔵所（Ｓ造平屋建て延べ５２１平方メートル）を建設し、既存工場１５号棟（Ｓ造２階建て延べ１７５２平方メートル）を改修する。総事業費は約１５０億円。
　現在、準備工事を竹中工務店と施工協力の廣瀬で１１月をめどに推進中。第２期工事は危険物プラントで１７年２月着工、９月完成を見込む。ユーザー監査（２年間想定）の後、１９年後半から２０年１月に第３期工事の危険物貯蔵所新築と既存工場改修、２０年１月から２１年９月に第４期工事の管理厚生棟新築を予定。
　なお、２期工事以降は、その時の業績を見て着手する意向。廃止後の月岡工場の用途は未定としている。