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建通新聞社(中部)
2015/10/21

【愛知】豊田市 ものづくり創造拠点施設整備に向け丹羽英二で設計着手

 豊田市は、「ものづくり創造拠点施設」(仮称)の整備に向け、設計に着手した。丹羽英二建築事務所(名古屋市中区)に業務を委託、2016年3月25日までの履行期限で内容を詰める。委託料は2485万円。16年度事業での工事着手を目指す。
 同計画は、挙母町2丁目地内の市役所分庁舎を全面改修し、ものづくり産業の拠点施設として整備する。現在の分庁舎は、敷地面積約3400平方bに本館(鉄筋コンクリート造3階建て延べ約1553平方b)と通信室棟(鉄筋コンクリート造2階建て延べ約260平方b)、器具庫(鉄骨造平屋約250平方b)、倉庫(鉄骨造2階建て延べ約260平方b)の4棟で構成する。
 改修計画では、本館1階に作業・研究スペースや打ち合わせスペースなどの「ものづくり道場」を整備するほか、2階に「ものづくりサポートセンター」と「イノベーションセンター」を設置、3階にイベントなどにも使えるオープンスペースを整備する。このほか、既存の空調ダクト部分に小荷物用のエレベーターを設置する。通信室棟は、1階の「豊田市ITSセンター」をそのままに、2階に事務室とオープンスペースを整備する。器具庫と倉庫は、間仕切りを設置して倉庫として利用する。
 設計では、年内をめどに提案型で基本設計をまとめ、年明けから実施設計として詳細を詰めていく。
 改修工事は、16〜17年度の2カ年で実施する計画で、16年度下半期の発注が見込まれる。設備など別途発注については今後、設計とともに取りまとめていく。概算工事費は約2億円を見込み、予算化を図る。

提供:建通新聞社" target="_blank">