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北陸工業新聞社
2015/10/26

【福井】屋根付き広場全容現す/JR福井駅西口福井市の交流施設/愛称はハピテラス来春オープン

 JR福井駅に隣接して、もっか建設中の西口再開発ビル・愛称ハピリン前面に設ける全天候型の「屋根付き広場」(愛称ハピテラス)が23日、報道陣に先行公開され、3面が強化ガラスで覆われた透明感あふれる外観が現れた。周囲を覆っていた工事用の足場などがはずされ、内部はスリットの採光で明るく、外壁も映えて輝く。今後は床や内装の仕上げに入る段取りだ。
 この大屋根は福井市のシンボル不死鳥(フェニックス)が翼を大きく広げた格好を象徴し、ひさしを支える柱9本はすべて直径45センチと細めで飛翔続ける躍動感の演出効果を狙った。ひさしの構造は船の形で出航もイメージさせ、屋根下が雨や雪の日も傘をささずに歩けるという快適性に意味を重ねた。福井市が整備主体となるにぎわい交流施設で、管理主体は指定管理者のまちづくり福井が担う。広場面積は約1025平方メートル(一般貸出イベント面積約630平方メートル=約37メートル×約17メートル)、高さは約16メートル(ひさしの先端部分は約19メートル)。ハピリンの1階部分の賑わい交流施設は交流イベントや各種ショー、ギャラリー展示に活用し、3階の多目的ホールは能舞台や各種のステージ、パーティ、スクールに充てる。来年4月28日にグランドオープンする。
 福井市ではその利用例(全面、半面、4分の1、部分)と時間ごとの使用料金も示し、利用予約を受け付けている。電話0776−20−2901まで。

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