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建通新聞社(岡山)
2015/10/28

【岡山】真庭市 北房統合小とこども園 設計プロポ手続き開始

 真庭市は、建設予定の北房統合小学校(仮称)と北房こども園(仮称)の設計プロポーザルの手続きを開始した。11月10日正午までに参加表明書と技術資料の提出を受け付ける。
 審査は、11月19日に第1次審査、12月10日に第2次審査を予定している。第1次審査で5者程度を選定、通過者に意匠・技術提案書の提出を求める。第2次審査でヒアリングなどを実施して、最優秀1者を選定する。
 基本計画によると、2017年度から2カ年で総事業費約30億円をかけて、下呰部289ほかの至道高校跡地約2万8280平方bに北房地区内にある5小学校と6幼保育園を統合する施設を整備する。
 規模は、木造を基本とした構造で、CLT(直交集成板)を活用した総延べ約6720平方bを想定。校舎が3階建て以下で延べ約3700平方b、屋内運動場が2階建て以下で約800平方b、こども園園舎が2階建て以下で延べ約1650平方b(保育室数11室、定員178人)。
 このほか、水面積約400平方bのプール(補助プール含む)、プール付属棟約70平方b、屋外倉庫棟約100平方bとなっている。着工は16年9月、完成は18年2月の予定。
 15年度は、建設地となる旧至道高校跡地の建物解体撤去工事に着手する。12月補正予算に撤去費を計上し、年明けとなる1月にも入札し、工事を進める。
 解体する旧至道高校建物施設については、既存の格技場のみを放課後児童クラブの地域交流スペースとして活用、その他の施設は撤去する。格技場の改修工事は16年秋ごろに設計を外注、17年度早々にも工事発注して、17年5月から12月の期間で整備する予定。

(提供:建通新聞社)